
墓じまいがさいきん流行っているけど具体的に何をするんだろう?ご先祖様に失礼のないようにはもちろんだけど、なるべく費用は抑えたいよな。

墓じまいってどんな流れでするものなのかな?
結構時間掛かったりするのかな?
こんな疑問について、データと共に答えていきます。さいごにおすすめの墓じまいの方法を紹介します。
本記事の内容
さいきんでは、終活においてお墓を手放す、いわゆる「墓じまい」に、年々注目が集まっていますが、しっかりと準備をしないとトラブルになるケースもあるようです。
今回は、まず墓じまいの動機について実際に経験された方を対象としたアンケート結果を見てみましょう。
墓じまいをする理由

まずは、 一般的に どのような理由があって墓じまいをしたのかを調べてみましょう。
墓じまい経験者のアンケート
【調査概要】 30~70代の男女 200名(男性171名、女性29名) 2015年以降に 「墓じまい」を経験された方を対象としたアンケートを集計した結果が以下グラフとなります。

実際に「墓じまい」をした人の実感が分かる結果となっています。
墓じまいの理由は「お墓が遠い」
アンケート結果で「墓じまいの理由」で一番多いのは、「お墓まで遠距離なので墓参りなどが思うようにできない」でした。
あまりにも遠いと、「ちょっとお墓参りに。」と気軽に行くことができず、予定を
一日や二日間空けなければならなくなる等たしかに不便な点がありますよね。
次いで「継承者がいない」、「子供や他の家族に、お墓についての面倒をかけたくない」
となっています。核家族化や少子高齢化など近年の家族形態の変化や宗教観の変化も
一因と言えそうです。
墓じまいの手順は6ステップ

「墓じまい」とは、文字通り墓を終(しま)うという意味で、お墓を終わりにするということです。なので、お骨を移してしまえばそれだけで良いわけではなく、お墓の撤去等の処置がやはり必要となってきます。
- 親戚同士での意思決定
- 寺院への申し出
- 移転先の決定
- 改葬許可証の発行
- 遺骨の引っ越し(墓石の撤去)
- 新しい土地へ納骨
①親戚同士での意思決定
まず最初にすべきなのは、家族・親戚間での話し合いです。親戚のなかには先祖代々受け継いできたお墓を手放すことに快く思わない方もいるかもしれません。なので、勝手に一方的な行動はトラブルのもとなのでかならず、そしてゆっくり納得いくまで話し合ってください。
②寺院への申し出
次にすべきなのは、寺院への申し出・相談になります。先祖代々、お世話になってきた寺院へ突然、「お墓を撤去します。」は礼儀を欠きますし、快く思ってはもらえません。
なるべく早い段階で事情を説明し、理解を得る必要があります。
③移転先の決定
お骨の引っ越し先を決めます。散骨の場合は別ですが、もっともお墓参りなど管理に
適した立地環境や価格等も十分に親族の方と話し合い検討します。
④改葬許可証の発行
お骨の引っ越しには、行政手続きが必要で、改葬許可証を発行しなければなりません。
手続きに必要となるのが、
- 「 受け入れ許可証 」
- 「埋葬証明書」
- 「 改葬許可申請書 」
の3つになります。
受け入れ許可証の発行
「 受け入れ許可証 」 は、契約されたお骨の引っ越し先の管理者から発行してもらいます。
埋葬証明書
引っ越し前の墓地管理者から 「埋葬証明書」 を発行してもらいます。
改葬許可申請書
上記2点が準備できたら、現在のお墓がある行政へ行き、 「 改葬許可申請書 」 を記入します。
そして、 「 改葬許可申請書 」 を合わせた3点セットを行政に提出し、 改葬許可証 を発行してもらう流れとなります。
⑤遺骨の引っ越し(墓石の撤去)
さて、いよいよ遺骨の引っ越しになります。これも遺骨を取り出して終了とはいきません。
遺骨を取り出す際は、お墓から魂を抜く、 「 閉眼法要(へいがんほうよう)」といわれる法事をする必要があります。
その後、遺骨を取り出した後は墓地を更地にして返さなければなりませんので、お墓が不要の場合は 、石材店に依頼をし、撤去をしてもらう流れとなります。
⑥新しい土地へ納骨
ようやくあたらしい土地へ納骨となります。納骨の方法について、詳細は触れませんが
主に以下の選択肢があります。
- 新しいお墓へ納骨する
- 永代供養墓へ納骨する
- 納骨堂 へ納骨する
- 樹木葬 へ納骨する
- 散骨する
- 手元において供養する
これらにはメリット・デメリットがありますのでよく検討が必要です。詳細についていずれ記事にしたいと思います。
墓じまいに掛かる時間
一般的にどのくらいの期間が掛ったのかまた先ほどの同じ条件かでのアンケート結果から
みてみましょう。

半年以内に墓じまいを完了する方がおおよそ8割いらっしゃる結果でした。これが早いと感じるのか遅いと感じるのかは、人それぞれになります。
いずれにせよ、余裕をもって墓じまいの準備をした方が、トラブルなく進めるのは間違いないですね。
墓じまいのおすすめの方法

う~ん。ちょっと手間が掛かりそうだな・・・
そういった場合はやはり、相談するのが一番です。身近に「墓じまい」を経験されている方がいるならその方に聞くのが妥当でしょう。
最後になりますが、当サイトを閲覧するだけでも墓じまいの知識を得ることができると思いますので、気になる方は今後もどうぞご覧ください。今回の記事は以上です。



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